ほんとのほんと

一浪&三留したアラサーダメ人間が社会と自分とのギャップに半笑いで半ば諦めながら立ち向かって(?)ゆくブログ。  精神年齢は最近19歳になった。

コツはとにかく「がんばらないこと」

休日に早起きして洗濯物を干し(部屋干し)、化粧もしてさあ出るぞ!というところで天候により今日のマラソンの練習会が中止になったと連絡を受けた。

昼過ぎまでの予定が消えて突然暇になってしまったのだが、コンタクトレンズ(ワンデー)もしてしまったし今から二度寝するのもなあ、というわけで朝っぱらからブログを書いている。

 

 

この練習会はだいたい月1で行われているが、月謝や年会費を払ってキチンとレクチャーを受けるような本格的なものではなく、都度1,000円程度の参加費を払って自分の行きたい時だけ参加できるゆるいものだ。主催者もスポーツのある一部に関しての専門性は持っているようだが、マラソンに関しては特別速いわけではない普通の市民ランナーで、いつもゆるゆるとおしゃべりしながらLSDをやるだけである。

参加者は、レギュラーメンバーのように毎回出ている人もいるが、わたしのように予定の合う時だけ現れる人もいるし、「ネット見て来ました」と言ってやってくる初参加の人がいつも3割くらいはいる。いつでも着脱可能な会である。

 

このゆるさがいい、とわたしは思っている。

 

よく、「趣味で時々ジョギング程度はやるがマラソン大会に出たことはない」くらいの人たちから「どうやったらフルマラソンなんて完走できるの?」などと聞かれるが、何のことはない、頑張らなければいいだけの話である。

そりゃあ、好タイムを狙うなら必死の練習も必要だろうし本番も必死に走らないとならないだろうが、完走だけが目的なら週3日程度の練習でも足りるし、東京マラソンのように制限時間の長い大会なら、本番もおしゃべりしたりおやつを食べながら走ったってゴールできるのである。

頑張りすぎちゃうといやになっちゃうし、35キロを過ぎてパタッと足が動かなくなったりもするらしいから、コツはとにかく「がんばらないこと」。そんなんでも続ければ次第に距離は伸びるしタイムも多少は縮むのだ。

 

練習会もだから、「絶対行かなきゃ」とか「次回までにこれくらい筋トレして体作っておかなきゃ」みたいなプレッシャーのあるやつはダメで、「まあ、行ってみるか」くらいのテンションでふらっと参加できるものが、辞めずに続けられて却って力が付く。と思っている。

 

無理をしない。これが大事。

 

最近特に、このことに気を付けて生活している。

というのも、最近のわたしは大学に入って間もないころのわたしとテンションが似ているからだ。

大学1,2年のころのわたしは、夏目漱石の三四郎よろしく、これまで田舎で経験してきたことはいったい何だったのかというくらいに見るものすべてが強烈な鮮やかさをもって感じられ、しかも自分もその一員になれるのだという気がして、興味が向いたものにはなんにでも首を突っ込んでみた。そして首を突っ込むと、頑張らないではいられなかった。

試験に結びつかないものでも気になることがあると図書館へ行って文献を探したし、サークルでは自分で脚本を書いて映画を撮っていた。バイトは「楽に稼げるか」よりも「興味ややりがいを感じられるか」を基準に選んで苦手な接客もこなし、それも一時期は海外へ行く資金をためるべく掛け持ちもしていた。海外でインターンもしたしそのための英語の勉強もした。もちろん、趣味の読書もしていたし、そのころから時々ジョギングもしていた。そして対人コミュニケーションに関しても、「うまくやらなきゃだめだ」とか「周りのリア充大学生たちと同じようにキラキラしてなきゃだめだ」っていうストレスを勝手に感じていたように思う。

 

そのくらいのことを軽々こなす要領のいい人もいるだろうけれど、まあ、わたしのキャパは間違いなく超えていたわけだ。今になって考えると。

歯車がうまくかみ合って全部回っているうちはよいのだが、どこかで躓くとたちどころにダメになる。なにせ全部の歯車をフル回転させている状態を自分のデフォルトだと思い込んでいるので、どこか一部がダメだと理想との乖離に必要以上に焦ってしまい、そして全部嫌になってしまうからだ。

 

その結果が3回もの留年である……というわけではなく、留年は他にも原因がいくつかあるのだが、でも要因の一つであったことは間違いない。

 

 

そして最近、あの頃のテンションと似てきているのだ。

いろんなものに興味が出てきて、本を読む量が増えているし、実際に足を運んだりしている。趣味に関しても、仕事に関しても、人付き合いに関しても。

心躍る楽しいことがたくさん。

 

これは良くない兆候。

留年時代のモグラ生活再びか。そう思ってわたしはひやひやしている。

 

 

がんばってはいけない。理想を高く掲げすぎてはいけない。

 

そう、このマラソンの練習会のように。細々とでも続けられれば何かしら得るものはあるのだから、まずは気楽にやれる程度から。肩の力を抜いて。ゆるっとね。人に好かれるとか嫌われるとかもはやどうでもいい。自分が心地よいかどうか。

 

そうやって少しずつ走れる距離が延びるように、ゆっくりと人と仲良くなれたらいい、仕事で成長できたらいい。

そしていつか、ほんとのほんとの踏ん張りどころに直面したら、その時だけ、気合をいれましょう。

 

 

さて、練習会は中止になったが天候は回復してきているようだ。せっかくだから、のんびりジョギングに出かけようかな。