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ほんとのほんと

一浪&三留したアラサーダメ人間が社会と自分とのギャップに半笑いで半ば諦めながら立ち向かって(?)ゆくブログ。  精神年齢は最近19歳になった。

12年に一度の好運期

12年に一度の好運期がきているらしい。

星座占いの話。

 

先日、仕事を終えて荷物をまとめていたら、同じ部署の同僚がふいにテレビ情報誌を取り出して「しゅうさん何座?」と聞いてきた。

おとめ座

と答えると、

「ラッキーカラーはグリーンでラッキーアイテムはカーディガン」

などと言い始めるから

「え? それいつの運勢?」

と情報誌を見せてもらった。

 

情報誌に載ってた占いは、4月30日から5月13日のもの。

こまごました情報には他にも「収入がアップするかも」などとあって、「うちではちょっとありえないね」なんて話したのだが、本文というのだろうか、総合評価の欄に「12年に一度の好運期」の文字が。

 

「わたし12年に一度の好運期だって!」

「それはやばいね」

「やばいやばい」

 

やばいを連発するわたしたち。

 

そして同僚が言う。

 

「それって今を逃したら12年後ってことじゃん」

 

……!

 

今を逃したら12年後!

 

「それはやばい!」

 

なんとインパクトのある言葉。

ふだん占いなんて3分で忘れてしまうわたしだが、「これを逃すと12年後」と言われると、ちょっと無視できないような気がしてくる不思議。

 

なんとしても掴み取らねば。俄然焦り出すわたし。

 

折しも季節はゴールデンウィーク。ひきこもってごろごろしているわけにはいかない。

 

……といっても、友だちの少ないわたしのこと。会社がやってるイベントに、何日かボランティアスタッフとして手伝いに行く以外の予定はまったくない。

仲良くしている異性にLINEしてみてもあまりにそっけない返事。「やっぱり彼女でもいるのかしら」。キープするつもりがされている。モヤモヤが膨れてどうにもこうにも。

仕方がないので朝からスタバへ行って本を読んでみたり、2カ月も掃除をサボっていた部屋を大々的に片づけてみたりしたが、今日は結局お昼寝してしまったりして、

「ほんとに運なんてめぐってきているのだろうか」

家にいるとついついおやつを食べすぎてしまい、気持ち悪くなったお腹をさすりながらため息。

 

 

ああでも、タンスの中身や押し入れの中をひっくり返して片づけをしていたら、ずっとまえに蓋をしたままの、錆のついた夢が出てきた。

誰に見られるわけでもないが、自分でも恥ずかしくて一番奥に閉じ込めていたやつだ。

恥ずかしながら、地に足つかないわたしを唯一わたしたらしめているものが、この残りカスのような弱々しい夢だった。

 

脳裏で「12年に一度」の文字が点滅する。

いやきっと、そんな言葉はまやかしだ。

 

それでもわたしは、「これ」といるのが一番落ち着く。一番楽しい。一番ワクワクできる。他に何もいらなかったのだ。

そんな感覚を再認識して、「休みの日なんだし」と、そっとそれを取り出して眺めた。

 

 

 

今週のお題ゴールデンウィーク2016」