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ほんとのほんと

一浪&三留したアラサーダメ人間が社会と自分とのギャップに半笑いで半ば諦めながら立ち向かって(?)ゆくブログ。  精神年齢は最近19歳になった。

尾道一人歩き。(1) ~ラーメン、ゲストハウス(とカフェ)、スペイン居酒屋、銭湯~

尾道

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わたしが日本で一番好きな町は、坂の町、尾道である。

 

坂道と階段が大好きなのだ。

この表現があっているかはわからないが、坂と階段には「萌え」を感じる。

眺めていると、歩いていると、胸が「きゅうぅぅぅぅんっ」となるのだ。

「萌え」と言うか、「ノスタルジー」とか「サウダージ」かもしれない。

届くはずのないナニカに届きそうな予感が、坂や階段には宿っているのだ。

細ければ細いほど、急であればあるほど、曲がりくねっていればいるほど萌える。

 

しかも尾道には「海」に「島」に「電車」に「古民家」や「古い寺社仏閣」「昔ながらの商店街」「猫」と、他にも萌え要素がこれでもかっていうくらいふんだんにある。

やばい。

思い出しただけでよだれが出そうである。

 

そんな尾道に、3月の頭に有給を使って行ってきたので、旅の記録を残すとともにとっておきの萌え写真を大公開することにする。

 

 

今回の内容

 

 

尾道ラーメン「つたふじ」

旅の始まりは月曜の夕方5時少し前から。

まだ晩ごはんには少し早いが、夜は夜で飲みに行くつもりであったためとりあえず尾道ラーメンで食事を済ますことに。

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わたしが入ったのはここ、つたふじ。尾道ラーメンと言えば朱華園とここが老舗として有名のようだ。

魚介の風味のきいた醤油味のスープに、たっぷりの背脂がこれでもかというくらい浮いていて食欲をそそる。ベースは昔ながらの中華そばなのだが、結構ガツンと食べ応えのあるラーメンだ。

是非写真を撮っておかねばと思ったが、大将がそれこそ昔ながらのラーメン屋のおやじ然とした風貌であったので、もしかしたら店内でケータイとかカメラいじってるとキレられるかも……と思い、撮ら(撮れ)なかった。いい店。

尾道ラーメンを本場で食べるのはこれで3,4回目だが、ここがわたし的暫定1位。おすすめ。

 

 

ゲストハウス「あなごのねどこ」と「あくびカフェ」

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宿は商店街の中にあるこちらのゲストハウス「あなごのねどこ」。

その名の通り、奥行きのながーい構造になっていて、左側の細い通路を「え? 本当にここ入って行っていいの?」と思いながら進んでいくと和室の入り口が現れ、そこが受付となっていた。

なんだか入っていくだけですでに楽しい。

 

尾道には味のある古民家がたくさんあるのだが、高齢化が進み、車も入れないような坂が多いこともあって、だんだんとそのような物件が空き家になり結構寂れてしまっている。しかしそれを再生させようというプロジェクトが近年行われているという。

ここ、「あなごのねどこ」もその事業の一環で、元は古い町屋だったものをこうしてゲストハウスとして再生したものらしい。

若者らしい遊び心溢れるセンスと昔ながらの建築物がうまく融合していて、泊まっていて楽しかったし、一方でとても居心地の良い、落ち着く空間でもあった。

 

受付の目の前の居間にはこたつが置かれ、宿泊客が自由に集えるようになっている。

後述するが、今回ここでおしゃべりしたことが、旅を思わぬ方向に導いてくれた。

ギターなんかも置かれていたから、音楽のできる人がたまたま居合わせていたら楽しいだろうな。

ここにいればきっと誰かに出会えるし、でも別にそういうのが好きじゃない人は出会わなくてもいい、そんなゆるい空間になっている。

 

居間の向こうには小さな裏庭。

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これは昔の庭そのままなんだろうか。

 

ちなみにゲストハウスの入り口右側にあるのは、小学校をモチーフにしたカフェ「あくびカフェ」。

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小さい椅子や、理科の実験道具なんかがなんだか懐かしい感じ。

宿泊客はここでの朝ご飯(和・洋の2種類)が400円で食べられる。

わたしも利用することにした。

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なんか懐かしいプレートに乗って出てきた!

ちなみにこのトーストは尾道の有名なパン屋さん「ネコノテパン」のものだそう。さっくり、もっちりでおいしい。みかんジャムは素朴な味。

 

とてもいい宿だった。ここに泊まったおかげで今回の尾道旅行は普段よりずっと濃いものになった。

 

 

スペイン居酒屋「LOCK'Y」

さて、話を月曜の夜に戻そう。

女子部屋に荷物を置いたら「あなごのねどこ」のスタッフさんにいい飲み屋とお風呂屋さんを教えてもらって出発。

 

まずはスペイン風の居酒屋LOCK'Y(ロッキー)へ。

おつまみの3種盛りと広島名産のレモンを使ったお酒を注文。

おつまみは、3品で1,000円を切るから絶対ちょこっとしか盛られていないだろうと高をくくっていたら結構ちゃんとした量だった。

特に牡蠣のオイル漬け。ええー、ぷりぷりの牡蠣が何個も入ってるよ、ほんとにこれ一皿で300円ちょっとなの? 

 

これならお財布を気にせずモリモリ食べられそう。

地魚のエスカベッシュ(揚げた魚を野菜と合えてマリネにしたもの)もハニーチーズ豆腐(豆腐の練り込まれたレアチーズケーキのようなもの)もおいしかった。

今度はちゃんとした晩ごはんのつもりで来てもいいかもしれない。

 

そしてこの店、店員さんが2,30代くらいのイケメンばかり。

そのイケメンが、一人カウンターで酒を飲んでいる女(わたし)に代わる代わる気さくに話しかけてくれるのだ。

 ご旅行ですか? 明日はどういう予定で? カフェ行くんならおすすめの店はですね  

楽しい。いい店。

 

店内暗くて写真がうまく撮れなかったが、翌日外観だけパシャリ。

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内装も統一感があってお洒落だった。

気軽に入れるいい雰囲気のお店だと思う。

 

 

 銭湯「大宮湯」

居酒屋をあとにし、15分ほど歩いて銭湯「大宮湯」へ。

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路地の奥に入り口発見。

ゲストハウスのスタッフさんが「よく言えばレトロ、悪く言えば古い」と言っていたが、本当に昭和初期の銭湯がそのままという感じだった。

 

番台におじいちゃんが座っていて、脱衣所で着替えていたらうっかり男湯の入り口あたりから見えそうで、常連さんのシャンプーやせっけんがその辺に置かれていて。

脱衣所の年季の入った板張りの床、大きく数字の書かれた木製のロッカー、浴場の上に広がるどこか知らない山の絵。

浴場内の鏡には一体何十年前に貼ったんだろう?と言うような、美容室やメガネ屋の小さな宣伝ポスターが挟み込まれている。

 

わたしにとってはどれもが「非日常」なので全部楽しい。

でも本当にぼろい銭湯だとシャワーすらついていなかったりするが、ここはシャワーがついていたからだいぶやさしいなwなどと考える。

 

他に客もいなかったのでゆっくり湯船で足を伸ばし風呂から上がって、そこで初めてハッとする。

 

ドライヤーがない。

 

2月末にもかかわらず、その時外の気温は氷点下。わたしは重たいロングヘア。

乾かさないで帰るわけにはいかないのだが……。

 

恐る恐る番台のおじいちゃんに聞くと、あれ使ってと指差されたのは、昔懐かしいレトロなあいつだ。そう、ひとりがけの硬そうな四角いソファの上に、大きなヘルメットのようなものがくっついている、アレ。

昔懐かしいというか、わたしはその瞬間までそれが何のための道具なのか知りもしなかったのだが、指差された瞬間に理解した。

アレに頭を突っ込むのだ。

 

10分20円だったか5分20円だったか、ともかく20円を入れるとヘルメットの内側からブオーンと温風が噴き出してきた。新感覚。長い髪が巻き上がってなんだか絡まりそう。何だこれ。でもらくだわ。すごい。ここへきてお釜ドライヤー初体験である。

 

髪もあらかた乾いて、ほくほくとお湯屋をあとにした。

まだ21時前だったが、暖簾はもう降ろされていた。行かれる際は営業時間に注意されたい。

 

 

 

続き。

honto-no-honto.hatenablog.com

 

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今週のお題「好きな街」