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ほんとのほんと

一浪&三留したアラサーダメ人間が社会と自分とのギャップに半笑いで半ば諦めながら立ち向かって(?)ゆくブログ。  精神年齢は最近19歳になった。

20代なのに、白髪……!の話

日常

今回は悲しい話になる。

つまり、タイトルの通りである。

 

 

最初に「ん?」と感じたのがたしか24歳の時。

頭のてっぺんのやや左から、白い毛が飛び出している。

これはもしや……

びっくりして慌てて抜いた。間違いじゃない、白髪だった。

しかしその時はその一本と、子どものころから前髪に混じっている若白髪一本だけだったので、「き、気にするほどじゃない。まだ2か所だし一本ずつだし」と忘れることにした。

 

 

次に「ん!?!?」と感じたのが去年のことだ。

鏡の前で髪をセットしていて、ふと、前髪に何本か白いものが混じっているのに気づいてしまった。

 

えへへ……まさかね。これは子どものころからある若白髪と、あとのは光の加減だ、気にすることは……

 

……あっ、ほんとにいっぱい生えてる!

 

慌てて前髪をあげて鏡をのぞきこんだ。

1,2,3本、生えていた。

さあーっと血の気が引いたのを覚えている。

3本。同じ個所に。と言うことはこれは「たまたま」「偶然」の若白髪ではない。正真正銘、れっきとした(?)白髪である……!

慌ててぜんぶ根元から切った。

いやいや、気にすることはない、わたし。これが加速するって決まったわけじゃないしい?

 

 

そしてついこの間の話。

洗面台の前で髪を乾かしていて「んんんっ!?!?!?!?」となった。

 

増えて……いる……!?

 

例の3本の白髪を、つい最近にも全部切ったばかりだというのに、それとはまた別の白髪を1,2本発見したのである。また同じ、前髪の中だ。ちょうど生え際のあたりなので前髪を下ろしている限り目立ちはしないがこれはショックである。

 

涙目で、慌ててぜんぶ引っこ抜く。

引っこ抜いたものを、まじまじと調べた。

真っ白である。

もしわたしの髪の毛がぜんぶこれと同じであればかえって美しいだろうと思うほど、白い。純白だ。

 

いやいや、そんなことを考えている場合ではない。

まとまった白髪が生えているのだ。

まだ27なのに! 

いや、「まだ」と言っていいのだろうか。

寒々とした気持ちで、はたとわたしは考える。

27はおばさんだろうか。わたしはもう年老いてきたのだろうか。若いと思っているのは自分だけで、これからはどんどん髪も白くなっていくというのか。

 

悲しい気持ちでいっぱいである。

 

わたしはまだ27年分生きたとは言えない人間だ。精神年齢は18歳くらいだし、留年を繰り返してフラフラしていたために普通の27歳らしい経験を積んでいない。もとが引っ込み思案でひとり好きな性格のため、友達や恋人ときゃっきゃうふふなことをした思い出も、普通の人と比べるとおそらく極端に少ない。

それでも歳はとってしまうのか。精神が幼いまま見た目だけは容赦なく老いていくというのか。

 

歳をとるのが怖い。

 

うつくしく歳をとりたい。

でも中身が全く追いつかない。

わたしはまだ人間的になんの厚みもなく、ぺらっぺらで中身もなにもない軽薄な人間なのに、表面だけがカサカサのしおしおに枯れていく……。

 

そんなことを考えると、真っ暗闇に取り残されて、ひとりぼっちで寒さに耐えているような気持ちになってしまう。途方に暮れる。未来は暗い。

でもそれはたぶん自分が悪い。わたしが大事なものをぽろぽろとこぼしまくってここまで来たから、今こんなことになっているのだ。

そして、こぼしたものは二度と器には返らない。

 

歳をとるのが怖い。

 

 

 

 

血眼になってインターネットで原因や改善方法を検索した。

歳はとるものだ。これに抗うなんてみっともない。それよりも歳に見合った人間性を磨くことを努力したほうが何倍もすてきな人間になれるであろう。

しかしとりあえずの急場しのぎで、今、現実に抗わないではいられないのだ。

小心者のわたしは、大事なことを出来るだけ先延ばしにしたい。

 

調べてみると、いったん白くなった髪も、黒く戻る可能性があるようだ。

 

ほら、ほら、まだ大丈夫じゃないか。まだ、もう少し、わたしは……

 

乾いた顔で少し笑った。

なにに対してどう「大丈夫」なのかは自分でもわからないけれど。

とりあえず、ごはんは栄養のあるものをできるだけちゃんと作ろうと思う……。