ほんとのほんと

一浪&三留したアラサーダメ人間が社会と自分とのギャップに半笑いで半ば諦めながら立ち向かって(?)ゆくブログ。  精神年齢は最近19歳になった。

キモいシスコンの話

数日前、2コ下の妹から急にラインが来て、「土曜日会おうぜ」というのでさっき会ってきた。

 

彼女ははるばる新幹線に乗ってわたしに会いに……来てくれたわけではなく、2月は仕事の休みがとりやすいということで、前の職場の仲間やたまたま仕事で関東に来ていた彼氏と落ち合うついでに、休暇最終日に新幹線に乗る前に誰かと飯食うか→姉が関東にいたな、ということでわたしにラインをよこしたようだった。

 

……うん、しってたさ、わたしのためじゃないことくらい。

 

 

それでもわたしは数日前からうきうきして、服はどれ着ていこうかなあとか、おごってあげたいけどわたしのほうがお金ないわあとか(おい)、どこのお店で食べようかしらとか考え、昨日の夜は早めに寝て今日に備えたのである。

 

我々は東京駅で待ち合わせして、駅構内キッチンストリート最奥にあるビモンという店で黒毛和牛ハンバーグを食べることにした。

2種類のハンバーグを頼んで半分こずつ食べることにする。

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お肉おいしい!

めっちゃ牛肉の味がする!

肉汁が贅沢にあふれてる! 

ごはんに合う!

しあわせ!

 

すごくおいしい。ずっと肉に集中していたい。でもいそいそと東京駅まで来て、こうして向かい合って座ったからにはしゃべりたいことがたくさんある。

4月に転職して以降、仕事はどうなの? 久々にお友だちに会ってどうだった? 彼氏とはうまくやってるの? 結婚はいつになる? わたしは仕事はこんな感じだよ、こないだのマラソンはこうだったの、そうそう、初めて合コンにも行ったんだよ。

 

しゃべり出すと止まらない。

わあ、お肉おいしい、味わいたい、でも喋りたい、妹ちゃん大好き、たのしい。

 

もうカオスである。

ゆっくり味わいたい一方でお肉が熱いうちに食べたいと普段より速いスピードで箸を動かし、味を記憶に刻みつけるために口々に「おいしい!」を連呼して、でも近況報告などのおしゃべりにも火がついてしまっていて必要以上に早口でしゃべる。

 

傍から見てややキモイくらいにはしゃいでいることは自分でも気づいていたが、止まらないのである。

ああ、せっかく久々に妹ちゃんと会えたからもっと去年みたいに、じっくり味わうように話をしたかったのに。

 

 

彼女は今は地元県で働いているが、昨年の3月までは関東で働いており、わたしたちは半年間だけ一緒に暮らしていたのである。

なぜかというと、大学を3回も留年しているわたしに両親が仕送りをすることにNOを突き付けたので、無理やり彼女のワンルームに転がり込んだのだ。つまりはクソ姉である。

 

6畳一間のアパートに無理やり二人が住むのだから、なかなかストレスを流す場所がなく苛々することも多かったが、わたしはその半年間が結構楽しかった。

 

バイト(といっても週40時間くらい働いていた)や学校が終わったら買い物して帰り、クックパッドを見ながら簡単なご飯を作って妹の帰りを待つ。

妹がそれをおいしいと言ってくれて、わたしは彼女の仕事の面白かったこととか愚痴とか悩みとかなんかを聞く。将来の話とか彼氏とどうしたいとかの話も聞く。じっくり聞く。そういう話を聞くのが楽しい。

 

彼女は社交的で、週2日くらいはなんやかんやで帰りが遅い。わたしはそれをいつもヤキモキして待っていた。

時には忙しい彼女に予定を開けてもらって一緒に江ノ島水族館に行ったり、月に一度は二人で外食したり。仕事探しするときは彼女が就活していた頃のエントリーシートを見せてもらったりもした。

 

もうどちらが姉でどちらが妹なのかわからない。

 

わたしは重度のシスコンで、昔から妹に抱きつこうとしては「キモイやめろ」とうざがられてきたのだが、それが毎日一緒に暮らしているのだから楽しいに決まっている。

 

まあ、とはいえあんな狭い場所で二人というのは空気が濃すぎて、あとから妹ちゃんに聞くと8割くらい苛々していたというから(ごめんよ!)やっぱり半年が限度だったなと今振り返っても思うが、だからって嫌いになったりするわけがないのである。

わたしはシスコンだからね。

それが約1年ぶりに再会したものだから大変だ。

もっと話を聞きたい! なのに喋る口が止まらない! な状態。

 

甘いものを食べるためにお店を変えて、わたしは自分の注文したデザートに乗っかっていたフルーツを「食べな食べな」と彼女の皿に盛りつけ、そうこうしている間に、本当に「あっ」という間に2時間半がたち、妹ちゃんの帰りの時間になってしまった。

 

改札の中で、なんとなく話が途切れず、5分くらい立ち話をしてしまう。

わたしは名残惜しいのだが、数日前からの「いそいそ」な感じが未だ止まず、でも彼女の時間も限りがあって長く引き止められないし……と最後までそわそわして気持ちがフワフワしたまま、何度も手を振っては話を続けてしまい、また手を振って、ようやく話を切り上げて、帰路についた。

 

 

ああ、結局一体何の話をしたんだか。

まるで時間が霧のように消えてしまった。

せっかく一年ぶりに会えたというのに。

よよ。

 

……と、

落ち込んでみせても、どうせ来週も会うのだが。

 

そう。

実は来週はわたしが帰省予定である。

地元県のマラソン大会に出るついでに帰省し、さらには妹ちゃんの職場(半分サービス業)にも突撃予定☆なのだ。

一度行ってみたかった妹ちゃんの職場。

ついに念願がかなう。

 

姉バカが止まらない。(ごめんよ妹!)