ほんとのほんと

一浪&三留したアラサーダメ人間が社会と自分とのギャップに半笑いで半ば諦めながら立ち向かって(?)ゆくブログ。  精神年齢は最近19歳になった。

世界が終わる予感も、偉い人に「だいじょうぶ」と言われると途端にたいしたことないと思える話

こんばんは、しゅうです。

考え事をしていたら降りるべきバス停をぼんやり眺めながらそのまま乗り過ごしてしまったのはわたしです。

 

……こういうことがしょっちゅうある。

そのたびに「わたしがちゃんとしていないからだ」と落ち込み、かなしいきもちでいっぱいになるので、わたしはほとんど毎日悲しい気持ちでいっぱいなのである。

 

 

さて、なぜ徒歩通勤のわたしがバスに乗っていたかというと、整形外科に行くためである。

数週間前のハーフマラソンからずっと膝が痛かったのだが、このあいだの人生初フルマラソンで決定的になった。

痛い痛いと思っていたら、気が付いたら右ひざが腫れている。触るとぷにぷにする。ぷにぷに。なんだか気持ちいい。ぷに。ぷに。新感覚。なんだこの感触は。いや、そんなこと言ってる場合じゃない。

 

初めてランニング用のシューズを買ってから5,6年。10キロ以上の長距離を走るようになってから1年強。

これまでにもいろいろ痛めたり治ったりをやってきたが、「膝が腫れる」っていうのははじめてだ。

 

これは、やばいんじゃないのか……?

 

とっさに思い出したのは、昨年とある大会をきっかけに出会った、60代くらいのマラソン好きだった男性の話。

「走るのが好きでずっとやってきたんですが、去年膝を壊しまして、医者からはもう二度と一生走れないと言われてしまいました」

 

!!!

膝を壊すと二度と走れなくなることがある……!?

 

その方は毎年出ていたその大会に、その年は応援する側として参加していた。

「ウォーキングもダメと言われていたんですが、少しずつウォーキングはやってるんですよ。いつかランニングだって、きっと再開して見せます」

と笑った顔が、同じランニング民として、切実すぎて痛々しく感じた。

 

二度と走れないという事態だけは避けたい……!

 

 

そんなわけで青ざめながら病院へ。

 

先生に足をぷにぷにされ、大げさにレントゲン写真も撮ってもらった。

そしてその結果は……

 

「レントゲン見たところ骨に異常はないねー。使いすぎて炎症起こしてるだけだねー」

 

60くらいの先生は声のトーンを一定に保ったまま流れるような早口で説明していく。

 

「次の大会はいつ? 今月中? あんまり頻繁に出ない方がいいねー。今週はもう走るのはやめた方がいいねー。再開するときは徐々にやっていこうねー。あとはしっかりストレッチとか筋トレをやって走ろうねー。テーピング? なくていいと思うよー。スジ痛めてるわけじゃないからねー」

 

全く崩れないトーン。

その抑揚のない説明を聞きながら、わたしは怪我が大したことなかったことを悟る。

 

また大げさにしすぎてしまった。

 

途端に自分が恥ずかしくなる。

さっきまで「やばい症状だったらどうしよう。今月の大会出るなって言われたらどうしよう」などと悶々と考えていたのに、不安は嘘のように消え去り、コロっと反対にひっくり返って、今度は、自分の心配で頭がいっぱいになっていた自分が恥ずかしい。

気が付けば膝もなんか痛くないような気がする。

 

気が付けば膝もなんか痛くないような気がする……!

 

というかむしろ、はじめからそこまでたいして痛くもなかったような。

 

むしろ初めからたいして痛くもなかった\(^o^)/

 

わたしのような無知な人間にとって、お医者さんの言うことは絶対だ。

先生が大丈夫といえばそれは完全に大丈夫なのである。

 

馬鹿であればあるほど、偉い人の言葉の絶対度は増す。

これが友だちや親やその辺の上司じゃこうはいかない。

「だいじょぶでしょ」などと言われても「いや、ネットにはこう書いてあった」と、おそらく見ず知らずの他人の言葉のほうを信用してしまうだろう。

カウンセラーや若い看護師さんでも信用しないかもしれない。

「偉い人」といったらやはりお医者さん。医者の言葉が最強だ。

その瞬間まで自分が何を考えていようと、それを偉い人の言葉はいともたやすくひっくり返し、さも初めからそうであったかのように世界を創りかえてしまう。

 

 

そんなわけで、わたしの膝は大丈夫です。

処方箋を持っていくと、4週間分の湿布と1週間分の痛み止めがしめて710円だった。ありがとうございます。

今週は筋トレとストレッチをがんばりますね。