読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ほんとのほんと

一浪&三留したアラサーダメ人間が社会と自分とのギャップに半笑いで半ば諦めながら立ち向かって(?)ゆくブログ。  精神年齢は最近19歳になった。

とろとろが苦手な人が賢そうに見える話

雑感

本題の前についさっき起こった出来事の話を聞いてください。

 

ネット上で動画を見ていて、おや、もういい時間だ、そろそろ切り上げねば、いやその前にブログを書こう、とはてなブログにログインした。

ログインするとホーム画面には興味をそそるブログがたくさん。ついつい一つを開けて、開いた先でリンクをクリックし、またその先でリンク先へ飛び、……とやっているうちに20分ほど経過していた。

 

あらいつのまにか10時を過ぎてるじゃないか。もうPCを切らないと。なんか忘れてる気がするな、あ、写真のデータの入ったUSBメモリを借りてたんだ、これを取り込まないと。切る前に思い出してよかった。ブラウザは先に閉じちゃえ、開いてるとなんだかんだ検索したりで時間過ぎてっちゃうからな、よし、完了。わたしえらい。

 

で、写真を取り込んでそのままPCの電源を切ったのだ。

 

我ながらこのトリ頭に驚愕する。

ブログを書くのはどこへ行った!

最近マジで、自分はどっか頭悪いんじゃないかと本気で考えている。

 

 

 

さて、タイトルの話。

 

冷蔵庫に先週買ったカブが三個眠っている。

しなしなになる前に使い切ってしまいたいな。といつものようにクックパッドでカブ料理を検索。いい感じの中華風炒めが出てきた。レシピを一通り読む。すぐ作れるかな?

 

さて、クックパッドを使う人は知っていると思うが、各レシピのページには、そのレシピの生い立ちなる欄があり、ページ作成者がどのようにそのレシピを開発したか(パクッてるだけの人も多いが)を綴っている。

何気なくその欄を読むと、「煮込んだカブのとろとろした食感が苦手だから」と書いてあるではないか。

 

とろとろのカブが苦手? そんな人いるのか。

 

とろとろはなんでもうまいと思っているわたしはかすかに衝撃を覚える。

色々ある食感の中でも「とろとろ」ほどおいしいものはないではないか。とろとろの食べ物は食べた人を幸せでいっぱいにし、頭の中までとろけさせるのだから。

 

薄い卵よりふわとろのオムライスのほうがおいしい。とろとろになるまで煮込んだ豚の角煮は最高だ。大トロの握りに、のどぐろ、白子ポン酢、うに、鮟肝、湯豆腐。半熟感の残る親子丼にプリン、茶碗蒸し。完熟の白桃、マンゴー、焼きリンゴ、ミネストローネに入ってるズッキーニ、新玉ねぎで作ったカレー。

ぜんぶうまい。

わたしはとろとろが大好きだ。

そしてその中でも煮込んだカブというものはかなり上位に食い込む料理なのである。口の中で繊維がほどけながらとろっと溶けて、カブの甘みとしみ込んだ出汁がじゅわぁと広がるあの感じ。たまらん。

 

しかしこの人はそんなカブが苦手だという。

驚くとともに、ふと、「きっとこの人は賢い人なんだろう」という感じがした。

とろとろが苦手な人は賢いに決まっている。

 

巷じゃここ何年もとろとろだのとろふわだのがもてはやされて、人類は皆、その思考力を奪う食感に魅了されてしまった。「とろとろ」を食べていれば何も考えなくてもいいのである。つらいことや煩わしいことも、すべて「とろとろ」が忘れさせてくれるのだ。

 

だから芯のある賢い人たちは、無意識に「とろとろ」を避けているに違いない。賢い人たちはつらいことや煩わしいことを考えることから逃げ出さない。むしろそれを己の力で乗り越えようと積極的に立ち向かう。だからとろとろしている暇はないのである。それ故にとろとろを拒んでいるのだ。

そうに違いない。

そういうはずなのでこの人もきっとかしこい人なのだ。

とろとろばかり食べているわたしとは違う。

そう考えると、「とろとろ」とはわたし自身の頭の弱さをあらわす単語のような気がしてくる。

いつもとろとろ生活しているわたし。

つらいことや煩わしいことがあっても、ぐうたらと、脳みそをとろとろさせて考えることを先延ばしにする私。

 

そうか、悪いのはすべて「とろとろ」だったのだ。

「とろとろ」さえなければわたしはもっとまともな人間になれたはず。

 

そう考えるともうこのレシピを作らざるを得ない。

芯のある人間に一歩でも近づくためだ。

わたしは必死にレシピをなぞりはじめる。

 

こんなことで「とろとろ人間」を脱却できるはずもないのに、脳みそがとろとろして考えることを放棄しているわたしは、「これさえ食べれば」という考えに取りつかれて、もうそれしか見えなくなっている。

 

おそるべし、とろとろ。

 

 

 

 

このレシピが気になる人は、「中華炒め 鶏 かぶ」で検索。

 

あ、出来上がった料理はおいしかったです。

カブが食感を残してはいるんだけど、火の通った周囲はとろとろしていて。

なんだかんだ、結局とろとろはうまい。

これからもとろとろからは離れられそうもない。